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乙事組(IE5/Kiura/Pine/MBU/Shinの5人)の共同メディア批評ブログ。ネタバレあり注意!
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久々に強烈なメッセージを残そうとする日本映画を観た

原作は横山秀夫の同名小説。横山秀夫は「半落ち」も映画化され日本アカデミー最優秀作品賞を獲得している(監督は佐々部清)。思うに社会の闇にメスを入れる横山の原作はドッシリとした社会派の映画に非常に合っているのだと思われる。どちらかというと奇をてらった展開は無くて、ただ実直に大きな山を目指して進んでいく感じがするのである。「金融腐食列島 呪縛」や「突撃せよ!あさま山荘事件」を撮っている原田眞人監督にとってはぴったりの素材だったのではないだろうか?近年は作風を変えようとしているのか、恋愛モノやなんと京極夏彦の「魍魎の匣」などに手を出して不振を極めてたが、その鬱憤を晴らすかのように力のこもった演出をしている。

なかなかこういった映画は観客に届かないのが常なのだが、まぁ映画とはそんなものなのかもしれない。俺が観たときも殆ど客はおらず、年配のオジサンがチラホラといただけ。1985年に起きた「日本航空123便墜落事故」を知らない世代にとってはアンテナに引っかかる術は殆ど無いだろう。でも本当はこういった作品を観てこそ映画の力の凄さって伝わるものと思うので残念だ。スピルバーグやイーストウッドが撮る戦争ものは出足が付くというのは、やはりネームバリューによるだろう。昨日の宮崎駿ではないがアニメでは無く実写の世界でも日本のエースが待たれているのである。

<GOOD POINT>
1.とにかく出て来る登場人物が半端無く多い群像劇なのだが、キッチリと性格描写がなされており激しく感情がぶつかるシーンが多いために145分という大作ながら最後まで緊張の糸が途切れる事は無かった。やはり主人公の悠木和雅を演じた堤真一は相当に良い演技で、今まで見た中でも一番かもしれない。若いときの星野仙一が新聞記者だったらこんな感じだったのだろうか?地方新聞記者としての意地と意地のぶつかり合い、敵は外だけではなく内部(しかもこっちの方が強力)にもいるという構造が本当に良く描き切れていると思った。

2.墜落現場の一連のシーンは力作だった。機体が落ちた現場はニュース映像の空撮で当時見ていた記憶が残っているが、地上から見るとこんな現場だったんだろうなと思わせるほどリアルだった。更にその場所で救助活動する自衛隊、地元の消防団の動きも見事だと思った。そして少しでも早く現場に着き取材を試みようと奮闘する記者連中の悪戦苦闘ぶりは凄まじく、佐山達哉(堺雅人)の泥まみれのワイシャツが当時の困難さを表している。当時は携帯もないので〆切までに地元で電話を借りなくてはならないなどのカセもあり非常に面白くなっていた。こう考えると今の世の中はいかに便利に成りすぎてカセを作るのが難しくなっているかが良く分かる。

3.これはある箇所ではBADなんだが、全体的な意味ではGOODなのでこっちに入れておくが、非常に編集が特殊である。おそらく同じ芝居を2カメぐらいで違うアングルから数回撮影したものを細かく切っていると思うのだが、とにかくカット数が多い。最初は明らかに不必要と思われるくらいアングルが変わっていくのだが、馴れてくるとどうってこと無くなってしまい逆に事件が発生してからは緊迫感を高める効果をたたき出している。先にも書いたが怒声を浴びせ合うシーンが最後までかなり多いのでこの編集方法でも成立していると思われる。どちらにせよ、撮影現場では記録するのが大変だろうと感じた。

<BAD POINT>
1.冒頭から5分くらい、渓流で悠木と安西耿一朗(高島政宏)が話すシーンがあるのだが、せせらぎが大きすぎて全くセリフが聞き取れなかった。更に新聞社内でのやりとりで専門用語が飛び交うのだが良く分からないし、ケンカしているシーンでは勢いでどなっているセリフも何を言っているか分からない所があったし、キーワードの様に出て来る「大久保・連赤 以来」という言葉の説明も不足していて、全体的に3割くらいは意味が分からずに進んでいった。冒頭は明らかに録音状態の問題だと思うが、あとは取り直しが可能だしシナリオを見直して欲しい箇所もあった事は確かだ。

2,現在の悠木が安西の息子と山を登るシーンが多すぎる。このシーンが入る毎にせっかくの緊張感がぶつ切れになってしまった感がありもったいなかった。冒頭と終わりだけで充分(もしくは間に1回だけ入れる)と思うのだが、もしくは現在はいらないのかもしれない。勿論、原作との兼ね合いもあったのだろうが。
(IE5)

クライマーズ・ハイ - goo 映画


もしかしたら今年の映画賞の本命の一本になるかも

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ぽ〜にょ、ぽにょ、ぽにょ、と唄いまくる子供達に囲まれて・・・


宮﨑駿は現在活躍する日本映画人の中で唯一「名前」で観客が呼べる人物だろう。「ハウルの動く城」から早くも4年が経過した新作を、宮﨑ファンはもちろん、普段は映画を観ない人までも興味を惹かせるというこのブランド力。当然、東宝が史上最大劇場公開館数を夏休み初日という最高条件でぶつけてきたのもの分かるというモノだ。

俺は初回(9:00)の回を観ようと念を押して30分くらい前に劇場に行ったのだが、子供連れやカップルが50人程列をなしているではないか!いくら夏休みとはいえ、ポケモンでもこんな朝早くから並ばないだろう。いやはや宮崎駿恐るべしである。しかしながら第一線で活躍してきた巨匠も67歳を迎えている、「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」を描いた頃から20年近くも経っている。作風もテーマも変化していくのは当然であると想い、できるだけ心を真っ白にして鑑賞しようと心に誓ったのだが、ガキが・・・いや子供さんが周りではしゃぐのなんの!開始前から「ポニョ、ポニョ」の大合唱、マナーという文字を知らない子供達・・・思えばこの年齢に俺は「ナウシカ」に出会ったんだなと想い、怒らずにそっとしておいた。

<GOOD POINT>
1.やはり驚かせられるのは画のタッチが全く変わっている事だった、「ハウル」で極めるまで極めた色彩と描写の追求をポイッと捨ててしまって、全く新しい手法にて描かれている。勿論細かさでは「ハウル」の方が断然上なのだが、ポニョの世界観と不思議にマッチしていて見事な調和を成している、ドラマチックな嵐の場面でも生き物の様にうねる波が面白い効果を出している。感覚的には「もののけ姫」のドロドロした液体みたいな感じなのだが・・・やっぱり違う。

2.男の子・宗介と母親のリサはとっても魅力的である。特にシータ派よりもナウシカ派の俺としては若干攻撃的な目をしているリサは好きなタイプ、男勝りに車をかっ飛ばして波から宗介を守るシーンなんか思わずファンになりそうだった。宗介も5歳という設定を実に上手く生かしたキャラクター作りがされていて、子供なんだけど子供なりに男気を発揮するシーンが要所に盛り込まれている。アシタカ派(なんているのか?)よりもパズー派としての俺はこれにも満足だった。

3.やはり中盤のポニョ襲来のシーンがこの映画の最大の見せ場だろう。このシーンだけでもこの映画を観る価値はあると言っていい、先程も少し触れたが画のタッチを変える事によって生み出された新しいアニメを是非体感して欲しい。この年になっても手に汗握る映像を作り続ける宮崎駿はやはり素晴らしいと素直に感じた。あと家から父親の船にライトで信号を送るところも今までの宮﨑アニメでは観られなかった描き方だが、とっても好きなシーンになった。

<BAD POINT>
1.一番引っかかったのは、ポニョが全然可愛くないのである。ここでいうのは顔ではなくて性格、一言で言うと生意気で我が儘なのである。命を救ってくれた宗介を一途に思って会いに行くのはいいんだが、自分が気に入らなければすぐ水を吹くし、自分を育ててくれたハズの父親・フジモトに対しても全く敬意がないのである。そう言う意味では全く宗介と対称的、宮﨑アニメでタイトルに名前を付けられた人物としては史上最低な主人公ではないだろうか?

2.物語のクライマックスがいま一つ盛り上がらない。水没した街からリサがいる養老院に船で向かう宗介とポニョだが、なんか途中からポニョを本当の女の子にする設定が出て来てそれがいつのまにやら近づいている月を遠ざける唯一の方法となり、それで世界が救えるのは宗介ただ一人というのは何か降って湧いたようなエピソードの羅列の様で入り込めなかった。更にクライマックスに進むにつれてものすごくテンポが遅くキレが悪くなるために、かなりダレた感が強かった。中盤の嵐が凄かっただけにこのクライマックスの平坦さはどうしたことだ?と首をかしげてしまった。
(IE5)

崖の上のポニョ - goo 映画


この主題歌はたしかに耳に残る・・・。


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黒沢清オールナイト上映は大盛況!


先日、池袋・新文芸座で行われた黒沢清監督のオールナイト上映に行ってきた。さすがにこの年でオールナイトはきつくなってきたしどうしようかな?とも思ったが、今年は「ロード・オブ・ザ・リング」三部作一挙上映にも無事に参加できたので10番台の前売券を買って早々と決心したのであった。当日はご本人も登場し30分ぐらいのトークショーも開催、今回上映する初期傑作選4本(「神田川淫乱戦争」「ドレミファ娘の血は騒ぐ」「地獄の警備員」「勝手にしやがれ 強奪計画」)にまつわるエピソードと今年のカンヌ映画祭「ある視点」部門にて賞を取った「トウキョウソナタ」(秋頃公開予定)について語っていた。

その黒沢清監督、第1回監督作品がこのピンク映画「神田川淫乱戦争」である。監督曰く「当時、ATGかピンク映画、どちらかを選択できる立場にあったが、早く撮影に入ることのできるピンクを選んだ」との事である。ピンクは裸で女が絡んでいれば何を撮っても良いとされるハードルが日活ロマンポルノよりも全然低いというのも要因に挙げられていた。どちらにしてもATGを選んでいたら製作過程でポシャる可能性がある事に対して、より確実に商業監督デビュー(自主映画は既に何本か撮っていた)できる道を選んだものと思われる。

現在第一線で活躍する監督では、これより数年前に井筒和幸監督が「行く行くマイトガイ 青春の悶々」(1975年)、周防正行監督が「変態家族  兄貴の嫁さん」(1983年)を発表している、その後もピンク映画からデビューして活躍していった監督は数知れず、ピンク映画はこの時代に生きた映画監督の登竜門的な役割を果たしている事は間違いない。


<GOOD POINT>
1.アパートでだらだらしている明子(麻生うさぎ)と雅美(美野真琴)が神田川を挟んで向かいに住んでいる受験生(岸野萌圓)が母親(沢木美伊子)に犯されているのを救いに行くというどうでも良い奇想天外な話しではあるのだが、ピンク映画という低予算ながら、ナイター(夜間の撮影)もあるし川でやりたい放題に戦ったりしているので驚かされる。最初はただ絡んでいるだけと思わせておきながらも、最後は明子の必死さに胸打つモノが生まれているのである。そして一番なのは、ドラマではなく映画であったと感じる点であった。

2.予算的な事であろうが、エンドロールの代わりに監督自らスタッフを声で紹介しているのは良い効果を生んでいた。こういった予算を少しでも削ることによって、本編の撮影を充実させていくという意識は、ピンクじゃなくても低予算映画では学ばなくてはいけない姿勢である。

<BAD POINT>
1.まぁピンク映画ってことで粗をそのまま指摘するってのはヤボなこと。この作品では監督の可能性を感じることができただけで良かったと思います。
(IE5)


トウキョウソナタの予告編を一足お先にどうぞ!


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ウォン・カーウァイは喰えぬ監督よ・・・


先に言っておくが俺はこの監督の作品は好きでは無いのが多い。特に「ブエノスアイレス」が駄目でそれ以来の作品を観ておらず、今年に公開した「マイ・ブルーベリー・ナイツ」も見事にスルーしていたのだが、そのスルー期間に公開されて話題になっていたのがこの作品。当時も周りから絶賛されていた記憶があるが、「もうあのブレブレ画面や逆さま画面はご勘弁!」と一切聞く耳を持たずに現在に到っていた。ひょんな事から人から貸して貰ったのだが、その人はこの映画を30回も観ているらしい!・・・3回じゃないですよ、30回ですよ。全く同じ映画を30回も観るなんて正常ではないと思うのだがそれくらいに良い作品というならば、俺の貴重な二時間を今一度ウォン・カーウァイに割いてみよう(大げさな!)と思った訳である。

ちなみに俺が今まで一番多く観たのは多分「ロッキー4」(笑う無かれ、そこの人)であろう。おそらく15回くらいかな・・・小学生だったのでロッキーとエイドリアンが雪原でキスするシーンにドキドキしていた記憶がある。いま思えば青臭いガキであるが、映画が人生の先生と言った淀川長治先生の言葉通り影響を受け続けて今に至っている。ちなみに時点は「オーバー・ザ・トップ」(本当にスタローンが好きだったのね)「バック・トゥ・ザ・ヒューチャー」「エイリアン2」あたりと思われる。意外にスピルバーグは繰り返し観ていないんだなぁ。

<GOOD POINT>
1.この映画を見終わったときに「どうしてもっと早く観なかったんだろう」と後悔の念に駆られた。それほどに完成度が高い作品である。シナリオは無く、即興で演じさせていた作品と記憶しているが、やはりそうなると役者の演技力が試される。しかしながら「ラスト・コーション」で折り紙つきの演技を誇ったトニー・レオン(チョウ)とこれまたウォン・カーウァイ作品の常連マギー・チャン(チャン)に何の問題も無かったようである。どうしてこれ程までにセリフを削りながらも会話ができるのだろうか?後半まで決して肌には触れないのに(握手はする)、既に心の中では何度も絡んでいるかのように見えるのである。悔しいほどに愛らしく狂おしい二人の結末を見届けるまで目が離せなくなってしまうのである。

2,美術が素晴らしく、またそれを収めるカメラの構図も冴えている。やはり色が鮮やかである、特に廊下で風に揺れる赤いカーテンのシーンは最高に美しい。劇中、何でもない風景が会話の途中でインサートされるのだが、そのインサートされた画がどれも素晴らしいのである。これをクリストファー・ドイルとリー・ピンピンがどのように相談して撮影したのか分からないが、カメラマンのセンスってやはり大事だなと改めて教えられた気になりました。

3.それぞれの浮気相手は最後まで声のみの出演だったが、これも良い効果を生んでいた。やはり顔を見せずに観客の想像力を膨らます手法は使い方さえ嵌れば絶大な力を発揮するんだなと感じた。だって実際にマギー・チャンより魅力的な女性だったら観客の気持ちも変わるだろうと思う。結論とすれば、ウォン・カーウァイは喰えぬ男であり、ホームランを打つか空振り三振のどちらかしかない助っ人外人みたいな監督だと断定しました。


<BAD POINT>
1.アパートを引っ越ししてからの二人の展開について行けない。特に二人で海外に行ったシーンが途中でチャンが帰ってしまった事が分からない。しかもそれが今生の別れになっていたという重大なシーンだったので、その後の内容を把握するのに結構疲れた。まぁこの監督、実験的に撮影するのが好きなのであえてそういう風に撮っているのかもしれないが・・・そこが好きになれないんだけど。
(IE5)

花様年華(2000) - goo 映画

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いつの時代もマフィアものはグッとくる

マフィアものの金字塔といえば「ゴッドファーザー」シリーズだが、国が違えど日本ではヤクザもジャパニーズ・マフィア、中国も黒社会と呼ばれる組織をチャイニーズ・マフィアなど呼ばれる。マフィアの発祥はイタリアだが、やはり魅力は組同士の闘争とファミリーと呼ばれる派閥内における骨肉の争いを描いた人間ドラマだと思う。そしてなんといっても完全なる男社会、女性を蔑視している訳ではないが、マフィアものでは女性はあくまで脇を固める華であって主役は完全に男である。こうしたマフィアものは人気も高く、現代でも数多くの作品が製作されているが、ゆえに二番煎じも多くなかなか新たな切り口を見いだせないジャンルになってきている。

<GOOD POINT>
1.しかしながらこの作品は非常に良くできていた。今度の舞台はイギリスで暗躍するロシアン・マフィア。「ゴッド・ファーザー」級の重厚とした人間ドラマを目指して作られているが、面白いのはここに全くの一般人が絡んでしまう点だろう。光があたる場所で生きる人間である看護師・アンナ
(ナオミ・ワッツ)と闇の世界に己を捧げる人間ニコライ(ヴィゴ・モーテンセン)・・・決して相容れることの無い人間が絡んでいくというアイデアを実に上手く扱った物語だと感じた。

2.ニコライを演じるヴィゴ・モーテンセンは文句なく素晴らしい、「ロード・オブ・ザ・リング」のイメージを全く払拭させる違った顔を見せてくれる。とにかくマフィアの凍り付いた部分と人間味臭い部分を絶妙なバランスで演じ分けている。結局、最後にニコライの正体が明かされるのでなるほどと思わされるが少し残念ではあったのだが。そういう意味では久しぶりに見たボスの息子役を演じたヴァンサン・カッセルは最後まで憎たらしくてアホっぽいマフィアを好演してくれた。

3.ニコライに刻まれたタトゥーのリアルな事!この映画のある意味で重要なポイントであるタトゥーであるが、全身に刻まれた様々な模様が見事なまでに意味と効果を高めている。そして鍛え抜かれた肉体にこのタトゥーが栄えること、ヴィゴの女性ファンは生唾モノであろう。ちなみに話題になっていた全裸での対決シーンはかなりエグイことになっていますのでお気をつけください。

<BAD POINT>
1.ニコライとアンナが結ばれる・・・つまりキスシーンだが、これは展開に無理があるし結ばれる必要は全くないと思うのだが。これが無ければかなり高得点になったハズだが、残念である。ニコライの本当の職業を知ったから心を許せたような(言い換えれば安心したと言えるかもしれない)感じに見えて仕方がなかった。あくまでマフィアのニコライと最後まで対峙して欲しかったのだ。そう言う意味ではニコライの正体自体もBAD POINTになるんだろうな。
(IE5)


イースタン・プロミス - goo 映画

マフィアの世界は儚く冷たい・・・
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