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乙事組(IE5/Kiura/Pine/MBU/Shinの5人)の共同メディア批評ブログ。ネタバレあり注意!
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ロボットアニメとは言うものの・・・子供はついてこれない


機動戦士ガンダム00(ダブルオー)が放送25回目にして一旦終了した。どうやら最近のテレビは前半と後半に放送を分けてやることがあるらしい、まぁガンダム程のネームバリューがあればこそ後半まで半年も待てるものだとも思うのだが個人的には「おいおい、そりゃないぜ」と両手を挙げて溜息である。

しかし21話から最終回までに本当に登場人物がよく死ぬ、「悲しいけど、これって戦争なのよね」というスレッガー・ロウ(「機動戦士ガンダム」より)の名セリフがあるが・・・にしても無理矢理殺してるんじゃないのか?って言うほどによく死んだ。「破壊から再生を」と謳いながら敵も味方も合わせればラスト5回だけでガンダムマイスター含む主要人物が10人以上は軽く消えたと思う(ラストで二人ほど生きていたのが確認できたが)、それぞれの女性ファンにとっては涙無くて見られないのではないか?

<GOOD POINT>
今回のガンダムは最近のシリーズの中では気に入っているのだが、まずモビルスーツが格好良かったのとキャラクターデザインが好きなタイプ(SEEDはどうも好きになれない)になっていたことと、近作の中では世界観にオリジナリティを感じたという点が良かった。まぁ風呂敷を拡げるだけ拡げようとして収集する結末が「割れた三つの国が一つになった」という簡単なオチでいいのかどうかは後半を見て善し悪しを判断したいが、緊張感は最後まで持続されていた事は拍手を送りたい。あと戦闘シーンの音楽が格好良かったのもポイント高し。

<BAD POINT>
やはりガンダムが強すぎた事が一番展開的に苦しくさせている。前半は全くソレスタルビーイング側(つまり主役側)の力が圧倒過ぎて全く危機感はなく敵が可哀想なくらい弱かった。後半ガンダムの強い秘密を敵側も握り最終局面では互角の力になったが、更に秘密の力がガンダムに隠されており更に強くなってしまうのは反則だろうと思った。最終回にはボコボコに壊れてしまったが、逆に不自然な気もしたのは俺だけだろうか?アムロが乗るガンダムは確かに強かったが、いつでも破壊されそうな危うさがあった所に緊張感があったのだが、いつしかガンダムは神の力が宿ったが如く不死身状態に扱われてしまっている。やはり敵との力は拮抗するか少し負けぐらいが面白いと思う。

ということだが、半年後から始まるだろうとおもわれるセカンドシーズン。早く始まって欲しいという一言である。一抹の不安は、すでに小学生以下ははなにがなんだか分からないハズ・・・だからといって急に子供向けテイストにはして欲しく無い。彼らも大人になるんだから。
(IE5)

ガンダムOO公式ページ

やはりファースト・ガンダムは金字塔!

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holy.jpgただの不良漫画ではない

ホーリーランドは、学校でいじめられていた主人公が、不良たちと戦う中で成長していく物語。ただ、成長といっても一般的な健全なスポーツ漫画とは違う。スポーツではなく、ストリートファイトという暴力を舞台にしていることを生かし、強くなる=成長ではなく、それが破滅にも繋がっているという所が魅力的だ。

弱い主人公が強い敵と戦いながら、時には打ち倒し、時には仲間となりながら物語が進む所は王道の少年漫画ストーリー。しかし、作者の実体験も交え、そこには無邪気な喜びがない。弱者が強者を倒すというカタルシスは十分にあるが、その後にさらに深い闇が待っていたりする。登場人物たちも、皆そういう危うさ、脆さを持って描かれている。

僕の好きな「はじめの一歩」というボクシング漫画と比べると、どちらも同じような弱かった主人公が成長していくのに、こちらの方がずっと苦いというのが面白い。どちらも登場人物の心理描写を特徴とし、どちらもお話に深みがあるのだが、その質が全然違う。ホーリーランドが優れているのは、不良漫画、スポ根漫画の枠を超えて、なにやら人生の深淵を覗いているような気がするところだ。つまるところ「生きるとはどういうことか」というテーマを内包しているように思う。

そんなことを考えなくても、ストーリーそのものも良く出来ていると思うのですんなり読める。表紙は多少癖があるが、絵も見やすい。不思議と心に残る作品である。

評価点:80点(但し9巻まで読了時点)
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60年代から70年代に生きた若者って羨ましい!

最近、どのジャンルでも出ている「この○○が凄い!」系のマンガ部門で1位を獲った作品。
画の緻密さとストーリーの完成度の高さに、最近のマンガ事情に疎い俺としてはただ驚いた。
とにかく1960年代後半から70年代に駆けての世界観が伝わってくる。
学生運動、三億円事件、三島悠紀夫割腹。
何かに飢えて、乾き、どうにかしたいのに、っていうジレンマは現代に生きる自分も同じだ。
しかし、何かが違う、何かが・・・それはこれを読まないと説明できない。

とにかく上手い、このまま映画にしたいくらいだ。
いや、既に関係者は動いているだろう・・・間違いない。
(IE5)

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