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乙事組(IE5/Kiura/Pine/MBU/Shinの5人)の共同メディア批評ブログ。ネタバレあり注意!
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画像ファイル "http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/9869aebdd0d7afb9e0b59b286d3beb70/1208172995" は壊れているため、表示できませんでした。 53点

やはり大阪人情モノは関西弁が全てであった・・・

メキシコ五輪の銅メダリスト・森岡栄治の自伝映画。この映画を観るまでこのボクサーの事は知らなかったが、どうやら実の甥の方が脚本と監督を兼ねたようだ。現時点まででボクシングでは最後のオリンピック・メダルホルダーということだが、実生活の波瀾万丈な生き方の方が馴染みあるらしい。その人物を演じたのは武田真治、普段から体を鍛えることに重きを置いているらしいが見事な筋肉美を披露しボクシングシーンもサマになっていた。

しかし・・・悲しいかな、関西弁が微妙に変で気になった。これは俺が関西人だから余計なのか?他の主要な俳優陣、広末涼子は四国出身だからかこなれているし、赤井秀和や山崎邦生はそのまんまやし、子役はどうみても関西の子やった。武田真治は評価できる程に熱演だった、妙なユーモアもあり学生時代の回想シーンも見事に10代になっていて良かったのだが、やはりここは主役ということからも関西弁を話せる人物をキャスティングするべきではなかったか?

かつて阪本順治の「どついたるねん」で主役をつとめた赤井秀和が出ているだけに余計に主役の存在感が軽く見えてしまったのも残念だ。そう言う意味では赤井のキャスティングにも疑問符が付く・・・まぁキャスティングしたい気持ちは充分に分かるのだが。「かぞくひけつ」と共に大阪を舞台にした人情映画。個人的にはこの手の映画はどんどん出た方が良いと思っているの応援したい。

<GOOD POINT>
1.子役の藤本七海という女の子は良い味を出している。活発さと哀しさを背負った現代の「じゃりン子チエ」みたいな印象を持った。実写版「ちびまるこちゃん」に対抗して誰か実写版「じゃりチエ」をやろうという人は出てこないか?絶対にこの子はいけると思うのだが。

2.広末涼子がなかなか擦れた女をイイ感じで演じていた。実生活でも色々あったみたいだが、良い意味でアイドル時代のアカが落ちていた。まだまだ容姿もスタイルも充分なので、これからもこの手の女を演じていけば面白い存在になると感じた。


<BAD POINT>
1.途中で時代が10年くらい経過するのだが、子役が宝生舞に変わっているのに武田真治と広末涼子はそのままなのがいただけない。広末より宝生の方が年上に見えないことも無く、せめて武田・広末を老けさせるか何か手は無かったのか?

2.女の子が男の子の気を惹こうと色々と画策したりする場面が幾つかあるが、少々くどくコテコテ関西人っぽくなっている所が残念。せっかく良い演技をしているだけに、ただのアホな子になりかねない危うさがあった。
(IE5)


子猫の涙 - goo 映画
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