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乙事組(IE5/Kiura/Pine/MBU/Shinの5人)の共同メディア批評ブログ。ネタバレあり注意!
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この手の映画はもう飽きたと思っている貴方へ・・・

最近の邦題を見ているとやたらと「○○ボーイズ」や「○○ガールズ」が多くてゲンナリしてしまう。もちろんこれは矢口史靖監督の「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」の大ヒットに寄る影響が大きいのだろうが、それにしても多すぎてバカっぽい、製作サイドはもう少し頭を使った方が良いと思う。それでこの作品、タイトルにボーイズやガールズは付かないが予告編で「シンクロ」「ジャズ」の次は「合唱」というような宣伝を打っていた。もう少しオリジナル的な宣伝文句はなかったのだろうか。

そういう不満もありながらも観てしまったのだが、意外にも面白かった。もうこの手の学園音楽映画はパターンもある程度決まっていると決め込んでいたが、なかなか工夫と意外性で勝負していると感じる意欲作。まぁマンガみたいな演出もあるのだが、歌(この映画でいう合唱)の魅力という意味では良く出ている、映画の可能性は限りないという所を改めて考えさせられた。


<GOOD POINT>
1.完全にブレイクした夏帆がとても面白いキャラを演じている。美少女というイメージを完全に逆手にとった自意識過剰で嫌みな女子高生という役を考えたのが映画を一番面白くした要素だと思う。

2.コメディ映画として完全に確立させているのはゴリのおかげ。35歳の男が高校生を演じているのだが、全く違和感が無いところが素晴らしい。夏帆と港で話しているシーンがこの映画の面白さを決定したと感じた。

3.合唱で歌う曲が良い!尾崎豊の「15の夜」は最高に気持ちよかった。合唱の力を感じさせる見事なアレンジと歌唱力、素直に拍手を送りたい。もちろん不良に尾崎を歌わせるアイデアにも拍手。

<BAD POINT>
1.序盤の30分は「これは面白いか面白くないか、どっちに転ぶんだろうか?」と思うほどに危うい展開で、演出も迷っている感じがした。全体的に序盤だけが妙に漫画的で浮いているのである。まぁ中盤以降は忘れてしまうのだが、全体的な統一感は少し薄らいである。やはり劇中のCG文字は映画で使うと安っぽく見える。

2.間寛平があまり面白くない・・・というか完全にミスキャストと思うのだが。キャラの立つお爺ちゃんという意味で選んだと思うが、全く面白さに欠けている。吉本新喜劇の寛平を狙ったのかも良く分からず、なんか中途半端な印象だけが残った。
(IE5)

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