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乙事組(IE5/Kiura/Pine/MBU/Shinの5人)の共同メディア批評ブログ。ネタバレあり注意!
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画像ファイル "http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/9869aebdd0d7afb9e0b59b286d3beb70/1207747608" は壊れているため、表示できませんでした。 89点

これこそがハリウッド版のゴジラだ!

ちょうど10年前にゴジラがハリウッドでリメイク、「GODZILLA」として逆輸入された。アメリカの宣伝効果もあり「日本が生んだ怪獣映画がどのようにパワーアップして帰ってくるのか」というファンの期待感は相当に高まっていたかと思う。しかしいざ蓋を開けてみるととんでもない駄作で、ファンは二度と海外にゴジラの上映権を売るなと猛抗議をするほどだった。俺も期待感が高まったのはオープニングまでで、あとは何も記憶に残っていない。

もしあの時、このクローバーフィールドがハリウッド版として公開されていたならば、恐らく日本からガメラやモスラの怪獣映画や特撮モノまで多種多様な作品がもっとハリウッド版としてながれていた可能性は高い。それほどにこの映画は怪獣・特撮・SF好きには刺激的でファンには受け入れられる要素が多いと感じた。この映画を、どこかで見たことのある設定だとか云々で語るのはナンセンスだ。ドップリとこの世界観に浸かる事をオススメしたい。

手持ちカメラ映画として賑わせたのはかつて「ブレアウィッチ・プロジェクト」があったが、自主映画の枠では決して撮れないのが今回の作品。本当にどうやって撮影しているのか分からないシーンが結構あり楽しめる。それこそ劇場の大スクリーンと大音響で体感しないと意味がない、もしかしたら家で観ると全く面白くないかもしれない。できるかぎり視界一杯にスクリーンが拡がるまで前で見て欲しい。


<GOOD POINT>
1.市街戦の迫力ある映像を堪能してほしい。殆ど内容に触れたくないので割愛するが、中盤以降に市街戦が出て来る。これはかなり迫力があってウキウキしてしまった。実際の現場もこういう事になるんだろうな・・・と、しかしハリウッドのCG技術はどこまで進化するのだろうか。

2.プロが撮る素人映像の技術は素晴らしい。手持ちカメラという設定だが、勿論プロのカメラマンが素人っぽく写るように撮影しているのである。だから一見、この映像は雑に見えるように仕組まれているにも関わらず非常に計算されて撮られているのである。「雑」も計算の一つである。是非、メイキングを見てみたいと感じた。

3.意外にも構成は良く練られている。またしても内容に触れるので割愛するが、パニック一辺倒で押している様に見えて常に展開が読めないように一工夫してある。最後の20分くらいは終わりそうで終わらないという展開で唸る所も多かった。


<BAD POINT>
1.主人公が愛する人を助けるためとはいえここまでするか?ということだが、先述したとおり、この作品に物語をどうこう突く事はナンセンスであるため、途中から気にしない事にした。
(IE5)

クローバーフィールド/HAKAISHA - goo 映画
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観たい
俺はこの手のパニックムービーが大好きだ。特に地球滅亡ものは大好き。宇宙戦争を2回も観たくらいだし。まもなくビデオ化されるアイアムアレジェンドとこれは気になる。気になるが見に行く余裕がない……。
確かに副題いらんような気がする。
他の乙事組の書き込みは気長に待ちたい!
Kiura 2008/04/10(Thu)21:05:57 編集
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