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乙事組(IE5/Kiura/Pine/MBU/Shinの5人)の共同メディア批評ブログ。ネタバレあり注意!
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画像ファイル "http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/9869aebdd0d7afb9e0b59b286d3beb70/1208527454" は壊れているため、表示できませんでした。  66点

凄い映像技術だが全くそれを感じさせない映画

鑑賞後に思い浮かんだのは「これは『ジャンパー』のインディーズ版だな」というもの。なんか特殊能力を使う映像は凄いんだけども、それに馴れてしまうと大した話しでも無いので退屈・・・みたいな感じである。ただジャンパーの主人公よりもこっちの方が全然しっかりした人間であるが。

とはいえ、時間を止めることの出来る主人公がその力を使った時の画はどういう風に撮っているのか分からない。おそらく役者が我慢して固まっているのだと思うのだが、全く微動だにしない所もあるので「?」と終始唸っていた。おそらく合成も使っているんだろうが・・・これだけの技術をこういう低予算的な映画に使えるというのが面白い効果を挙げている事は確かだった。

この映画で描かれるスーパーマーケットの夜勤状況は若者達の遊び場だった、もう10年ほど前になるが俺もコンビニで夜勤のバイトをしていたときは完全に遊んでいる感じだった(勿論、決められた事はこなしているので悪しからず)。そう思うと日本も世界もあんまりやってる事は変わらないなと少し懐かしく思った。


<GOOD POINT>
1.パーティーに行く時にバイト仲間がそれぞれの家で準備する様子が軽快な音楽に乗せて描かれるシーンがとても個性が出ていて良かった、こういうシーンはとても勉強になる。仕事に運が向いてきて自信を取り戻しかけた男、好きな人に最高な姿で会いたいと服を何度も着替える女、女とやることしか考えていない友人、などなど性格描写を描くにはとても良い方法だと感じた。

2.ラストでストップした雪の世界へ飛び出したときに、雪を通過した跡が人型にかたどられていたが、とても細かなアイデアながら素晴らしい効果を出しており感心させられた。とても幻想的な青いライティングも素晴らしくクライマックスを盛り上げていた。

3.劇中に沢山の女優が裸で登場してくるが、主人公が子供の時に衝撃を受けたという女性のボディはえらいことになっていた、階段を上がる背中から左右に乳がはみ出しているので「こりゃ只の肥満体型じゃないの?」と思って観ていたら、振り返るとその完璧さに「OH! MY GOD!」である。そりゃ、影響受けるぜと納得するボディだった・・・世界は広い!

<BAD POINT>
1.恋人に振られ不眠症になったというだけで「世界が止められる力」を持つ主人公・・・まぁこれが映画のキモだから、そんなのあり得ないと言うのはナンセンスかもしれない。しかし、自分以外にもこの力を使える男が出て来たが、アイツは一体なんだったんだ?という疑問は最後まで解決されなかった。

2.クライマックス前に主人公とヒロインが喫茶店で延々と喋るシーンがあるが、これは一工夫欲しい所。どれだけセリフが良くても、あれだけ同じシーンでカットバックが繰り返されるとテンションが落ちてきてセリフは右から左である。
(IE5)

フローズン・タイム - goo 映画


当時はこの曲を聴きながら朝を迎えてたわ・・・。
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