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乙事組(IE5/Kiura/Pine/MBU/Shinの5人)の共同メディア批評ブログ。ネタバレあり注意!
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画像ファイル "http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/9869aebdd0d7afb9e0b59b286d3beb70/1222697008" は壊れているため、表示できませんでした。  43点

SWファンであっても厳しいかと・・・

我が永遠のスペース・オペラ「スター・ウォーズ」の映画シリーズが完結してから数年経過し、もはやこのシリーズの続編があるとしても蛇足としか思えないと感じていたが、やはり上映最終日が近づくにつれて心のどこかで焦燥感が発生し最終日の回に足を運んでしまった。ジョージ・ルーカスが作り出したこの世界を心から愛している自分にとっては「エピソード3」の感動を胸に抱いていたままの方が良いという予感があったのだが・・・蓋を開けてみると悪い予感は的中してしまった。

プロデューサーにルーカスが名前を連ねているが、もはや熱意は感じられなかったのは俺だけだろうか?シスの野望で感じたファンに向けての意地がやはり最後だったのでは無いかと改めて確認されただけだったと思う。全米ではそこそこの集客を収めたらしいが、アニメで続編をただただ続けていくことの意味は今の時点では見つける事が難しい。やはりアニメでやるならルーカスが監督に座り、映像化が不可能になったエピソード7〜9を作るべきと思うのがファンの唯一の願いだろう。その為の試作としてならこの映画の存在も価値が出る。オビワンもアナキンもアニメで表現できる事が分かった・・・ということはルークもレイアもハン=ソロも出来るということである。
MAYBE FORCE WITH YOU・・・。

<GOOD POINT>
1.映像はあまり観たことのないタイプのアニメだ。物体の質感はピクサー、人物の質感はディズニー、その融合という言い方がベストと思われる。人が出てこない宇宙での戦闘シーンは実写と遜色ないほどにリアルであり実写版の戦闘シーンがフルCGだとあまり変わらないんだなと認識させられた。しかしながら、アニメでありながらスター・ウォーズのトーンを見事にスクリーンに描いていたことには感心した。音のクオリティーも流石に本家ルーカス工房から直接サンプリングしているだけあって文句のつけようがなかった。戦闘シーンでタワーを登っていく巨大なメカの攻防は一見の価値有り。

<BAD POINT>
1.というわけで上記の様に画と音には文句はない・・・しかしこの点数ということは後にも先にも脚本である。今回はエピソード2と3の間の話であるということは前々の宣伝なので頭に入っているのだが、それでも内容は殆ど分からなかったしカタルシスもなければワクワク感も乏しい。唯一嬉しかったのはジャバ・ザ・ハットに親類と子供がいたことが判明くらいである。とにかくジェダイが強すぎるし、敵が弱すぎる。ハラハラするギリギリの戦いを少しは描いて貰わないと緊張感すら生まれないのだ。ライトサーベルの戦いももはやただの「チャンバラ」にしか見えず・・・刀を通した精神の戦いを描いていたハズのルーカスの思いは微塵も感じることはできない。

2.ラストのジャバ・ザ・ハットに子供を送り届けるシーンで、パダワンのアソーカが敵に阻まれて先にアナキンがハットに辿り着く前後の演出が本当になっていない。どうしてA:アソーカが戦いに勝った所まで見せるB:アナキンがハットの前で「まだアソーカ」が来ていないのかC:アソーカが無事にやって来る・・・という子供みたいな編集をしてしまうのだろうか?普通はアソーカが来れるかどうかというシーンと窮地に追い込まれたアナキンで引っ張っていくハズなのに・・・。90分の短い作品ながらとても長く感じてしまった。
(IE5)

スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ - goo 映画


予告編が一番カッコイイ



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うーむ
予告を見たが、確かに戦闘機などは元がCGなので違和感があまりない。そこそこ面白そうに見えるが、実は一番しびれたのは、予告前半の実写でヨーダがライトセーバーを抜くところと言うのが悲しい。やはりサーガはすでに終わっている……ルーカス、奇跡的にやる気にならないかなぁ。
きうら 2008/09/30(Tue)23:57:08 編集
もはや不可能だろう
SWに関してルーカスにやる気を起こさせるのは至難の業に近い・・・どちらかというとその呪縛から逃れようとしている時期だからなぁ。それでほぼノータッチになった今回のような作品が生まれたのであればもう作って欲しくないと思うのがファンの正直な気持ちなんだが。
IE5 2008/10/01(Wed)10:46:17 編集
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