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乙事組(IE5/Kiura/Pine/MBU/Shinの5人)の共同メディア批評ブログ。ネタバレあり注意!
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画像ファイル "http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/9869aebdd0d7afb9e0b59b286d3beb70/1211554213" は壊れているため、表示できませんでした。  77点

体のキレが半端じゃ無い!ああ、ジャッキー万歳!

いま改めて観るとジャッキーの若いこと、まぁ撮影時が20代前半という事を考えれば当然なのだが、この映画が長年の下積み生活と決別すべき出世映画ということは間違いないだろう。ちなみに写真はパンフレット(もしかしたらポスターかも)と思われるがジャッキーの顔は全く似ていないし後ろに隠れる金髪の美女は1カットも出てこない・・・そんな適当さだが時代も時代なのでクレームはでなかっただろう。

しかしながらカンフー映画には珍しく物語は結構練られている、しかも単純明快で子供でも100%理解できること間違いなしだ。主人公の簡福(ジャッキー・チェン)が苛められながらも純真な心を失わずに生きていく姿に誰もが応援したくなるのである。更にカンフーシーンが文句なく素晴らしいのでブームに火を付けたのも当然と思われる。オープニングで蛇の型を決めるジャッキーの鬼のような技のキレを観ているだけで興奮してしまう・・・すごいぜジャッキー!

<GOOD POINT>
1.カンフー映画の魅力を考えた時に個人的には、A:ワザの形の格好良さ(あるいは珍しさ)B:師匠(あるいは兄貴分)との修行シーン C:クライマックスの決闘シーン。これら三つの要素がどれだけ練られているかが勝負とみている。スネーキーモンキーはこの三つの要素を実に丁寧に描いているところに好感がもてる。これから数年の間にブームに乗って腐るほどのカンフー映画が作られるが、その殆どがこの三つの要素を満たしていない為、公開後に次々にジャンクされてこの世から姿を消している。 現代まで残っている初期カンフー映画の半数がジャッキー映画と言うことがどれだけ凄いかが分かる。

<BAD POINT>
1.まぁカンフー映画に出て来る人物は適当なキャラクターが多いのだが、ハッキリ言ってどの映画も同じタイプの人間で固められている。これはおそらく俳優が変わってもステレオタイプにしておけば素早く撮影ができるからと思われる。実際に殆どのストーリーの骨組みは同じであり、師匠がじいさんか兄貴かの違い、殺されたのが親か兄弟の違いくらいのものである。それほどまでにカンフー映画は量産されていたという証明でもあるのだが。
(IE5)

スネーキーモンキー 蛇拳(1976) - goo 映画
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