乙事組(IE5/Kiura/Pine/MBU/Shinの5人)の共同メディア批評ブログ。ネタバレあり注意!
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70点
あの名作マンガの原点はここにあった!
監督のビリー・ワイルダーは何でも無いような日常をとてもドラマティックに仕上げる天才であると思っている、名作も多いのでまたコツコツと紹介していきたいが今回はこの作品。
家庭を一番に考え浮気などもってほかと考える夫・リチャード(トム・イーウェル)が夏休みの休暇で妻子がバカンスに出かけて一人で過ごしている所に美人女優(マリリン・モンロー)が現れてさあどうする?という話しだが、やはりワイルダーなかなか演出が上手い。妄想癖が強く現実と妄想の狭間で苦しむリチャードは馬鹿馬鹿しいが笑える・・・これどっかで観たことなかったか?そう青春漫画の金字塔、高橋留美子の「めぞん一刻」に登場する五代君である。五代君も最大限の妄想で管理人・音無響子とのラブロマンスを駆り立てていたが、それが結構笑えるのだ。
観た人も多いと思うが「めぞん一刻」は映画化とドラマ化がされているがどちらもファンとしては非常につらい出来映えだった。高橋留美子が「七年目の浮気」に影響を受けたかどうかは分からないが、次に実写化する場合は是非この作品を参考にして欲しいと願う。
<GOOD POINT>
1.コメディ映画なので浮気というシチュエーションを非常にライトに演出しているのだが、ラストでモンローに口づけをされるシーンで、「口紅を吹いてはダメ・・・」という部分のセリフは非常に上手い。リチャードは男としての自信を持ち、浮気はダメだけどこういう浮気ならいいかもと性別問わず思わせる事がこの一言で表されたと感じた。決めゼリフってなかなか決まらないんだけど。
2.この作品のマリリン・モンローはちょっとアホっぽくて可愛い所が良い。有名な地下鉄の風でスカートを押さえる所なんか本当にアホっぽいのだが、女の子ってこういうタイプが結構男性の心をくすぐるという事をワイルダーって絶対に知っていると思う。
<BAD POINT>
1.どうって事はないんだが、登場するのが殆どリチャードとモンローだけでシーンもリチャードの家が大半なので説明ゼリフばっかり、まぁコメディなので許せるのだが。モンローが出て来るまでの序盤が少し退屈なくらい。
(IE5)
七年目の浮気(1955) - goo 映画
あの名作マンガの原点はここにあった!
監督のビリー・ワイルダーは何でも無いような日常をとてもドラマティックに仕上げる天才であると思っている、名作も多いのでまたコツコツと紹介していきたいが今回はこの作品。
家庭を一番に考え浮気などもってほかと考える夫・リチャード(トム・イーウェル)が夏休みの休暇で妻子がバカンスに出かけて一人で過ごしている所に美人女優(マリリン・モンロー)が現れてさあどうする?という話しだが、やはりワイルダーなかなか演出が上手い。妄想癖が強く現実と妄想の狭間で苦しむリチャードは馬鹿馬鹿しいが笑える・・・これどっかで観たことなかったか?そう青春漫画の金字塔、高橋留美子の「めぞん一刻」に登場する五代君である。五代君も最大限の妄想で管理人・音無響子とのラブロマンスを駆り立てていたが、それが結構笑えるのだ。
観た人も多いと思うが「めぞん一刻」は映画化とドラマ化がされているがどちらもファンとしては非常につらい出来映えだった。高橋留美子が「七年目の浮気」に影響を受けたかどうかは分からないが、次に実写化する場合は是非この作品を参考にして欲しいと願う。
<GOOD POINT>
1.コメディ映画なので浮気というシチュエーションを非常にライトに演出しているのだが、ラストでモンローに口づけをされるシーンで、「口紅を吹いてはダメ・・・」という部分のセリフは非常に上手い。リチャードは男としての自信を持ち、浮気はダメだけどこういう浮気ならいいかもと性別問わず思わせる事がこの一言で表されたと感じた。決めゼリフってなかなか決まらないんだけど。
2.この作品のマリリン・モンローはちょっとアホっぽくて可愛い所が良い。有名な地下鉄の風でスカートを押さえる所なんか本当にアホっぽいのだが、女の子ってこういうタイプが結構男性の心をくすぐるという事をワイルダーって絶対に知っていると思う。
<BAD POINT>
1.どうって事はないんだが、登場するのが殆どリチャードとモンローだけでシーンもリチャードの家が大半なので説明ゼリフばっかり、まぁコメディなので許せるのだが。モンローが出て来るまでの序盤が少し退屈なくらい。
(IE5)
七年目の浮気(1955) - goo 映画
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