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乙事組(IE5/Kiura/Pine/MBU/Shinの5人)の共同メディア批評ブログ。ネタバレあり注意!
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画像ファイル "http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/9869aebdd0d7afb9e0b59b286d3beb70/1207211676" は壊れているため、表示できませんでした。  73点

ファンタジーアニメの様な映画

とにかく巨額の宣伝費がぶち込まれたであろうこの映画、公開前はどこもかしこもライラライラでお笑い芸人・藤崎マーケットも「ラララライラ、ラララライラ」とずっと叫んで宣伝していた。まぁそれだけの映画かどうか半信半疑で観たのだが、普通には楽しめる映画にはなっていたので一安心。

この映画の主役ダコタ・ブルー・リチャーズは15000人のオーディションから選出されたらしいが、なるほどと思わせる存在感とかわいらしさだった。この手の映画は主人公に感情移入出来なければ全く駄目なジャンルだが、そこは心配ご無用である。他にも名優達が勢揃いだが、主役級が整った顔ばかり(ニコール・キッドマンなんか人間離れした美しさ)が多くて少々退屈なキャスティングに思えた。

しかし考えてみるとファンタジーの世界だからこういう美形揃いという事もありなのかもしれない、アニメ的な世界は美形しかいないもんなぁ・・・でもヨーダもジャバ・ザ・ハットも醜いけど最高なんですよ。まぁ続編には行こうと思える作品です。

<GOOD POINT>
1.動物のCGが良くできている。俺は基本的にパペット派で未だにCGを毛嫌いしている部分があるが、SFやファンタジーなど非現実的なジャンルだけはどんどん使って下さいという考えを持っている。そういう意味でこの作品のCGの生き物たちは実にリアルだ。よろいぐまの対決シーンも見事だが、どちらかというと登場人物の横にいるダイモン(動物の姿に変えた魂)の動きに見とれてしまった。あと数年もすれば汚れた感じも再現できて本物と区別がつかない時代が来るかもしれない。

2.世界観が分かりやすい。世界中で読まれている原作物らしいが俺は読んでいない、しかしながら充分に理解することができた。そこはとても丁寧な脚本で好感が持てる、原作の人気が高いほど観る者をふるいに掛ける映画も多い。この点では非常に高い評価ができる作品だ。

3.魔女の団体が応援に来るところは面白かった。昔プレステで大勢のキャラクターが一同に戦う「ドラゴンフォース」(セガサターン)というゲームがあったのだが、そのゲームの醍醐味はギリギリで援軍が来たりして一発逆転が楽しめるというものだった・・・と思う。話は逸れたがそれに近い感覚が蘇った。魔女もとにかく美しい・・・これはまぁいいのだが。

<BAD POINT>
1.ライラは少女という点であまり派手なアクションができない・・・それは分かるんだが、クライマックスの戦闘シーンであの動きじゃ普通は死んでしまいますよ。攻撃力が無いなら無いの立ち位置とか魅せ方とかもう少し工夫して欲しい。ここで大人の鑑賞に堪えうるか、子供向けの映画になるかがある程度見えてしまった。続編での修正を期待する。
(IE5)

ライラの冒険 黄金の羅針盤 - goo 映画

懐かしの「せがた三四郎」がドラゴンフォース2のCMに出ていました。
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興味はあるが
何だかファンタジー映画に惹かれなくなってしまった。大体絵が想像できるというか……。でもIE5のい批評を読むと面白そうな気もする。ぜひDVDで見よう。やはり平日は何もかけないサラリーマンであった。
Kiura 2008/04/03(Thu)20:41:30 編集
スクリーンが良いが
まぁDVDでも充分かなと思うよ。しかし、ファンタジー映画に惹かれなくなったというのは心配だなぁ。
IE5 2008/04/04(Fri)18:49:41 編集
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