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乙事組(IE5/Kiura/Pine/MBU/Shinの5人)の共同メディア批評ブログ。ネタバレあり注意!
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ブラッド・ピットの力の入れようは分かる映画

ブラピがプロデュースを手がけた作品で、アカデミー賞にもノミネートされた作品。アメリカでは絶大な人気のギャングというジェシー・ジェームズだが俺は知らなかった。ブラピは恐怖心をあおる演技をさせたらハリウッドでも指折りと思うのだが、今回はそう言う意味では相当にハマリ役である。「ゴッドファーザー」のように一家全員が悪と共有しながら生活しているのだが、ブラピ演じるこのジェシー・ジェームズのキレ具合といったら怖くて仕方がない。もうこんな人間が兄弟にいたらてれでも絶縁したくなるだろう。

<GOOD POINT>
1.南北戦争時代の雄大なロケーションを綺麗に撮っている。雄大なロケーションを馬で旅しているのを観ているのはなかなか気持ちよかった。まだアメリカにはこういった土地が残されているのだろう。日本では開発が進み「男はつらいよ」を撮っていた頃の山田洋次監督がロケ場所を探すところに四苦八苦したというから羨ましい限りである。

2.ブラピの熱演を堪能できる。最近は「オーシャンズ11」シリーズや「Mr.&Mrs.スミス」とアクション映画が立て続けだったが、俺はこういう作品のブラピはあまり好まない。大きな要因は喋りすぎるとバカっぽく見えてしまうからだ。「男は黙って・・・」ではないが、シリアスな演技にブラピが栄えることは間違いないと見ている。

<BAD POINT>
1.長い、長すぎる。この緩い編集で160分はダレた。タイトル通りにジェシー・ジェームズが暗殺される所で終わっていたとしても少々長いと思うが、そこから先は本当に長く感じた。もし暗殺者の心理を描きたいのであれば、脚本と構成からいじる必要があるだろう。テンポも抑揚が無い。これが大幅なマイナスに繋がった・・・しかしこれが基本だから。

2.ジェシー・ジェームスの心理描写はやはり読み取りづらい。見ている限りでは精神分裂者以外の何者でもないのだが・・・監督が描きたかったのはそれだけでは無いはず。所々に優しい面を覗かせるシーンもあるのだが、深いところでジェシーが何を考えて感じているのかが分からず主人公への感情移入という意味では薄かった。
(IE5)

ジェシー・ジェームズの暗殺 - goo 映画
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