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乙事組(IE5/Kiura/Pine/MBU/Shinの5人)の共同メディア批評ブログ。ネタバレあり注意!
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画像ファイル "http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/9869aebdd0d7afb9e0b59b286d3beb70/1206747507" は壊れているため、表示できませんでした。  83点

競馬はサラブレットだけでは無い!

俺は大学時代に競馬を覚えた。キッカケはバイト仲間に競馬ジャンキーが数名いたことだ。その時に、そのジャンキーの一人が競馬新聞にあるサラ2歳のサラはサラブレットの事だが、サラブレッド以外にアラブ馬の存在があるということを教えてくれた。まぁ今の中央競馬界はサラブレッドしか走っていないハズなのでアラブ馬は見ることはできないが、この映画の舞台となるのが、そのアラブ馬のレース、北海道・ばんえい競馬なのである。

このばんえい競馬は運営危機で、存続が危ぶまれていたがソフトバンク系列の会社が手を差し伸べて首の皮一枚で繋がったというニュースは記憶に新しい。ばんえい競馬のルールは1トン前後もある大きな馬が騎手が乗るソリを引っ張りながら早さを競うもので、途中にあるこぶ山をどう攻略するかが勝利のカギとなる。これが映画を観ていて新鮮で迫力があり、機会があれば実際のレースも観てみたいと感じた。

日本映画ではこれといった本格競馬映画はないのだが、この作品は人間ドラマ中心の物語の中に時折その魅力を織り交ぜている。海外映画は「シービスケット」が記憶に新しいが、個人的にはキューブリックの「現金に体を張れ」がミステリーながらお気に入りである。

とにかく馬は映画にとって欠かせない動物なのだということは間違いない。


<GOOD POINT>
1.ばんえい競馬と共に生きる人達の生活ぶりや迫力のレースを楽しもう。ちなみにJRAは映画撮影は一切禁止していたハズ・・・ここに経営的な優劣の差を感じるが、本格的なレース中心の話しを作るならやはりJRAを口説き落とさないといけないだろう。

2.吹石一恵が頑張っている。美人女優という看板は一切降ろして、女性騎手として泥にまみれながら手綱を引っ張って1000キロある馬と格闘している姿は心を打たれた。


<BAD POINT>
1.主人公(伊勢谷祐介)の立ち位置が主人公にしては薄いかなと感じた。自身の会社が倒産して東京から調教師の兄の所に帰ったのは絶対に金の無心と思うのだが、「そういうつもりじゃないから」「ちょっと久しぶりに帰りたくなって」とかなんか煮え切らない。まぁ今の若いものはこういうもんかもしれないが、脇役の方が印象に残るのは確かだ。
(IE5)

雪に願うこと - goo 映画

俺が競馬を始めた頃のJRAのCM、懐かしい!

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