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乙事組(IE5/Kiura/Pine/MBU/Shinの5人)の共同メディア批評ブログ。ネタバレあり注意!
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http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/9869aebdd0d7afb9e0b59b286d3beb70/1206011060  58点

久々に見た日本の映画

立川志の輔の落語をベースに脚本ができたという珍しい作品。本編に、志の輔と師匠の談志もゲスト主演している。離婚寸前の冴えない主人公が区の私設を管理する役目なのにダブルブッキングという失態を犯してさあ大変・・・という非常に地味でプロデューサーが企画を読んだら「これテレビ向きだね」と言いかねない設定なのである。しかし、これはれっきとした映画だった。最近、テレビ映画ばかりがクローズアップされているが、この作品を観てやっぱり映画は映画だなと感じたのだった。

この作品もヒットしていれば間違いなくテレビ局が食いついただろうが、あまりその可能性はなさそうだ(但し、テレビ局は目を皿のようにして企画を探しているから実際には不明な部分もある)。でも考えてみれば、つい数年前まではこういう映画が普通だったのだから時代は動いているんだなと改めて思いました。

<GOOD POINT>
1.主人公の小林薫のダメっぷりは観ていてクスリとさせられる。これは落語がベースだからだろうか?やはりちょっとしたユーモアが観客を捉えると感情移入するのも早い。

2.合唱コーラスという題材だが、それのハウツー映画になっていない所が良かった。結構、ハウツーに走りすぎて「もういいよ」という作品は多い。この作品に関しては吉と出ている。

<BAD POINT>
1.構成の問題だが、これってコーラスができると分かった時点でお話し的には成立してると思う。つまりその後に続くコーラス部分はなんの緊張感も無い、まぁコーラス部のおばさんにアクシデントがあって呼びに行くという下りはあるのだが、全体的に盛り上がるエピソードには程遠い。これが大幅に点数が下がった要因だ。

2.どっかの批評家も言っていたが、この映画がなぜ年明けに公開されたのかが分からない。これって年末の話でしょ?クライマックスで「第九」を高らかに歌うんでしょ?だったら公開時期も考えなきゃと思った、これ年末に観てれば+10点くらいいったかも。「ダイハード2」なんかは、クリスマス前に観たんだが、シリーズ中あまり評価は高くないのに、俺の中では結構高い。やっぱりエンディングでクリスマスソングがかかったら、その時はテンションあがったもんなぁ。
(IE5)

歓喜の歌 - goo 映画
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