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乙事組(IE5/Kiura/Pine/MBU/Shinの5人)の共同メディア批評ブログ。ネタバレあり注意!
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iam.jpgやはり予想通りだった

小学校時代の図書館で読める三大トラウマ漫画といえば、子どもが火遁の術で吹っ飛ぶ「サスケ」、凄惨な描写にドン引きの「はだしのゲン」、そして、さいとうたかをの「サバイバル」だ。滅亡した世界でサバイバルを繰り広げる、というのはとにかく興味が惹かれる題材である。「アイ・アム・レジェンド」は、自分以外の人間がいない廃墟と化したニューヨークで物語がスタートする。なぜ、こんなことに?

で、結局、「28日後」というか、「バタリアン」というか、ゾンビ方面に舵を切るわけで、後は大体予想通りです。観てから知ったことだが、「地球最後の男」のリメイクということで、さもありなん。元は偉大なオリジナルだったのだ。「地球最後の男」は、その後のコピー作品を作り出し、2008年の自分はそのコピーをたっぷりと観た後なのだから仕方ない。

そういうオリジナルティ云々を抜きにして考えると、まずまず面白い絵が多かったが、細かい所に粗が多くて、鑑賞後、腕を組んでうなってしまった。ナイトシーカーは共食いしないのか? 鹿は感染しないのか? そもそもウイルスに感染するのはいいとして、凶暴化&紫外線に弱くなる必然性は? その気になれば隠れ家なんて簡単に見つかるのでは? だったらもう少し丈夫な所で住むべきでは(戦車の中とか)? 軍人がなぜ血清の実験を? 妻と娘の死に方が無理やり。色々わからん。

やはり極限のサバイバルが観たかったわけで、微妙なゾンビ映画になってしまったのは残念。またもや「こき下ろすほどではないが、それ程褒められない」平凡な一本となってしまった。

評価点:55点
別の生存者との出会いにドラマがないのが痛い。みんな小奇麗な格好をしすぎていてそれも不満。ウィルスミスは悪くなかった。
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