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乙事組(IE5/Kiura/Pine/MBU/Shinの5人)の共同メディア批評ブログ。ネタバレあり注意!
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画像ファイル "http://file.okkoto.blog.shinobi.jp/P1030630.JPG" は壊れているため、表示できませんでした。  70点

いってきました約半日の指輪の旅

行って来ました「ロード・オブ・ザ・リング三部作オールナイト一挙上演」、今回は全てスペシャル・エクステンデット・エディション版という事で夕方17:45から始まって終わったら翌朝6:30を過ぎていた。しかしチケットは完売、驚いた事に女性客が半数近くいて人気の高さを改めて感じた。館内には当時の特製ポスターやらタペストリーが飾られて(しかも作品ごとにガラリと模様替えされる懲りよう・・・素晴らしい演出!)、女性ファンは嬉しそうにそれをカメラに収めていた。

個人的にもこれだけの長時間連続で映画を観た経験が無いので、ちょっとテンションが高くなる。これは「スターウォーズ エピソード1 ファントムメナス」公開でヨーダTシャツを着て行列に並んで以来ではないだろうか?ちなみに俺は「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズは1作目だけしか観ておらず、しかも映画館が上野駅前のとても小さな劇場で環境も良くなくてイマイチ良い印象が残っていない・・・そのままタイミングも悪く続編を未見のまま今日に至るのだった。

そんな形で改めて今回観た感想であるが、内容は殆ど覚えておらずほぼ初見の様な感覚で観た。やはりこのシリーズは「指輪物語」というファンタジー小説の金字塔を原作としている事が良い意味でも悪い意味でも全てを支配している。ちなみに俺は原作は未見だが、熱烈な読者はみな口を揃えて「よくここまで映像化できたなぁ・・・」と言っているのでそういう意味でも高いレベルなのだろう。たしかに「スターウォーズ」や「ドラゴンクエスト」が影響を受けていると言われるだけあって、俺も観ながら最初のホビット村のシーンで「これはドラクエを実写化にした感覚やな」と思った。

最後に総評を入れようと思っているが、とりあえず第1作目を見た印象としては「世界観の説明と伏線を張れるだけ張っておこう」という感じだった。三作通して言えることだが原作の信奉者である監督のピーター・ジャクソンは内容をほぼそのままに映像化しようとしていた、先にも書いたようにファンにとっては頭に膨らんでいる名場面の数々が映像としてどのように再現されているか?という楽しみは大いにあっただろうし期待に応えるシーンも沢山あったと思う。しかしながら原作を知らない俺みたいな人間からすれば、全体的に物語が冗長すぎる感は否めなかった。そして決定的に感じた事は映画の見せ方という意味ではピーター・ジャクソンはスピルバーグやルーカス、キャメロンと比べて1枚・・・いや2枚ほど落ちるといった印象だった。

<GOOD POINT>
1.記憶が正しければ撮影した場所はミュージーランドだったかと思うが、映画の中で拡がる世界は正しくファンタジーそのものだ。とても雄大な自然がスク リーンに拡がっている、果てしない平原、切り立った山脈、穏やかな日差しを見せたかと思うと時に荒れ狂う天候、こういったロケーションがあるからこそ、ホ ビット、エルフ、魔法使い、etc・・・そして人間という生き物が共存できる世界という構造が違和感無く見せることが出来ていると感じた。

2.やはりバルログとガンダルフ(イアン・マッケラン)の対決が凄い、まさしくドラクエでいうところの竜王の対決だ。バルログのデザインもカッコイイ、もしかしたらシリーズで出て来る敵では一番かもしれない。鞭みたいな物がヒュンヒュン飛び交ってるのも怖くていい。しかしガラガラと足下が崩れて落ちていくというのはファンタジー系では良く観るが・・・パターンなのか?あとレゴラス(オーランド・ブルーム)の弓さばきも華麗で格好よかった。

3.指輪に心を奪われていくという見せ方は上手い、フロド(イライジャ・ウッド)が初めて指輪をはめるこ時の表情や、その瞬間に黒い風が覆うようなCGは指輪の魔力がよく現れている。しかしあの指輪に浮かび上がる文字は上手く出来てるなぁ。

<BAD POINT>
1.先にも書いたが全体的に物語が冗長すぎてテンポが悪い、これは物語を尊重しようとしすぎた結果だと思うのだが映画としては完全に裏目だ。特に感じたのは各登場人物の小さなエピソードがちょこちょこと入って枝葉が多すぎる、指輪を火山に投げ込み行くという本筋と関係ないエピソードが満載なのだ。初めから三部作ということで製作しているので、その長さを逆算しているという事で伏線やら世界観の説明に時間を割いているとすれば全くいただけない。観ている方としてはノッケからグイグイと引き込ませて欲しいのが本音だ。「スターウォーズ」のは当初から構想としては9部作だが、1作しか作られない可能性は多いにあった。そこでルーカスは一番エンタテイメント性が高いと思われる第4章を映画化する事を決意し、更に初めから終わりまでどれだけ観客を惹きつけられるかに神経を尖らせた結果、あの名作が誕生したのである。そういった意味ではピーター・ジャクソンが描いたこの作品は「指輪物語」を知らない人にとって不親切な作りと言えるだろう。
(IE5)

ロード・オブ・ザ・リング(2001) - goo 映画
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