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乙事組(IE5/Kiura/Pine/MBU/Shinの5人)の共同メディア批評ブログ。ネタバレあり注意!
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画像ファイル "http://file.okkoto.blog.shinobi.jp/img0ad610e5zikfzj.jpeg" は壊れているため、表示できませんでした。  76点


白黒つけるアメリカの恋愛には灰色って無いのか?


「プラダを着た悪魔」の脚本化(アライン・ブロッシュ・マッケンナ)が服にまつわる物語として今作も担当、デザイナーなども同作のスタッフが担っているだけ合ってセンスが良い。アメリカの恋愛映画は星の数ほど作られているが、日本映画と比べて大きく違うのは、セリフのセンスの良さと恋の行方に白黒ハッキリつけるという点。あなたが好きだけど私の心で忍びます・・・というようなシチュエーションは殆ど見られない。好きなの?嫌いなの?ハッキリして!という感覚が国民性に合っているようで、映画としてみてもポップで分かりやすい・・・逆に言えば軽すぎるのかもしれないが。勿論、重厚な恋愛映画も多々ある事は追記しておくが、どちらかというと恋愛映画はポップな方が楽しめる!こういうエッセンスを日本映画でも取り入れていくと面白いものができるに違いない。

アメリカの結婚式ではブライド・メイド(花嫁付添人)と呼ばれる結婚式にまつわるありとあらゆる世話を手伝うというポジションがあり、それは大の親友がするものらしい。その知識さえ序盤で披露ことができたらこの映画は楽しめるだろう。色んなタイプの結婚式会場や演出など結婚の予定がなくても楽しめるし、ましてや結婚を夢見る人なら一層興味深いだろう。

<GOOD POINT>
1.まず主人公の設定が上手い。自らもブライダル関係の仕事に就きつつ、ブライド・メイドに生き甲斐を感じる結婚適齢期を逃しつつある女性・ジェーン(キャサリン・ハイグル)、いつも他人の幸せを祝うことを自分の幸せと無理矢理信じ込んでいる所に哀しさがある実にユニークなキャラクターである。更に密かに想いを寄せている上司・ジョージ(エドワード・バーンズ)をジェーンと対照的に自由奔放に生きてきた妹・テス(マリン・アッカーマン)にアッサリと奪われてしまう構成は分かりやすいけど良く練られている。やっぱりコメディーの主人公はネクラよりネアカが良いというセオリーはここでもしっかし守られていた。あとジェーンの女友達(ジュディ・グリア)の時に優しく時に厳しいという存在が映画に大きく貢献していることも付け加えておきたい。

2.タイトルでもある、27着のドレス。この使い方も非常に効果的だった。ドレス自体に全く罪は無いのだが、これが脚本次第で悪(新聞掲載)になったり奇跡(ラストの結婚式)になったりするのである。感心したのはやはりラストの結婚式での使い方、その前にゴミ袋に押し込めていたというシーンを見事に裏切ってくれたナイスなアイデアだった。そしてドレスのデザインも素晴らしく、わざと格好悪くみせているドレスもセンスの良さをチラリと見せている。そして結婚式という幸せしか生まれないシチュエーションではどんなドレスも輝いて見えるということを暗に示していると感じた。

3.ジェーンとジョージがキスをして愛を確かめるシーン。これは賛否あるかもしれないが、アメリカってやっぱり白黒つけたがるんだなと思って面白かった。まぁコメディだから成立しているのかもしれないが、ドロドロ別れるよりも数倍良いシーンに思える。こういったのを日本でやったら「ありえない!」ってなるんやろけど。


<BAD POINT>
1.核となる肝心のジェーンとケビン(ジェームズ・マッデン)が恋愛を成立させるまでの過程がまどろっこしい、特に前半にジェーンとその周辺の紹介に時間を割きすぎた為にケビンの登場が遅すぎた感が否めない。恋が成立したあとに新聞掲載事件で恋が決裂というアイデアも良く、せっかくケビンも面白い設定で作られていたのに、なんかハッピーエンドになるまでが簡単すぎた印象で残念だ。
(IE5)

幸せになるための27のドレス - goo 映画


この予告編だけでポップな感じが伝わるハズ。
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