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乙事組(IE5/Kiura/Pine/MBU/Shinの5人)の共同メディア批評ブログ。ネタバレあり注意!
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jkt.jpgここ数日、電気グルーヴのPVがグルグル頭の中を回って困る。映像にインパクトがありすぎて主客逆転し、曲の方が従になっているほどだ。見て面白いと思うかどうかは、感性次第だが、この濃い世界をぜひ。
と、いうわけで簡単に紹介してみよう。因みに電気グルーヴは4月2日に最新アルバム「J-POP」をリリースしている。

モノノケダンス:
アニメ・墓場鬼太郎のオープニング曲として使用されている。オープニングのアニメも曲と水木絵がぴったり合って、奇妙にポップな世界になっている。これはこれで完成度が高いが、PVの方もチープな切り絵アニメになっていて、こちらも必見。百鬼夜行に紛れ込んだアベックという設定だが、絵柄がつのだじろう風(恐怖新聞)。製作は、天久聖一(バカドリルの作者)。これがきっかけで、彼の作品を辿ることになる。「J-POP」収録。

Mr.Empty:
ハンバーガーの化け物風のモンスターが、アメリカのアニメのような色使いのサイケな世界を歩く。ネタがいちいち凝っていて、面白い。何度も観ていると脳がとろけそうになる。こういうのは変にお洒落になってしまうものだが、最後まで非常に汚くていい。DVD「ニセヨンサマー」収録。

弾けないギターを弾くんだぜ:
シンプルなアニメでギター引きの切ない人生を高速で描いたもの。短いアニメだが、密度が濃すぎる。後々、じわじわ来る。DVD「ニセヨンサマー」収録。

中年パンク:
ゾンビ犬に襲われた中年のオッサンが、自動販売機から出てきた魔法の小槌(銃?)で変身して逆襲、そしてやりたい放題という、設定だけで目眩がしそうな作品。オッサンが色んなものを小槌で変えまくるのだが、全部シモネタ。途中からスフィンクス風に変身する会社社長も最高だ。DVD「ニセヨンサマー」収録(隠しトラック)。

Cafe de 鬼(顔と科学):
色んなアニメのエンディングを集めた内容、なのだが、強烈に無意味。しかし、これで一つの作品になっている。やはり全部シモネタ。またか……。便所の落書きが強烈にパワーアップしたらこうなるだろう、と思わせる内容。DVD「ニセヨンサマー」収録。

動画は探せば観られるのでぜひ。電気グルーヴといえば、ソープランドをイメージしたPVの「Shanguri-la」も大好きだが(スケベイスにズームイン)、この5つはさらに強烈だ。IE5が紹介していた安室系とは真逆の内容だが、これはこれでかなり楽しい。
蛇足だが、椎名林檎が10周年アルバム+PV集を出す。やはりガラスを叩き割る本能のPVが好きだなぁ。

(KIURA)
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サザン活動休止宣言の背景とは?

サザンポールスターズが結成30周年の2008年を持って活動終始を発表、各メディアを賑わせた。しかしながらサザンの活動休止は今回だけでは無い、特に2000年以降は桑田のソロ活動が結構長く続いた影響でサザンとしての活動が鳴りを潜めていた印象も強い。しかしその時期は今回の様に大々的なニュースになった記憶がない。今回の休止宣言は初の公式宣言という事でいつものお休みとは意味が違い、限りなく解散に近い休止宣言なのだろうか?かつてザ・イエロー・モンキーも無期限活動休止を宣言した数年後に解散が決定、最後のお別れに「JAM」を一曲歌って潔くステージを去っている。

なぜ活動を休止したのかは分からないが個人的にはここ数年のシングルチャートにおいて指定席だったオリコン初登場No.1を「BOHBO No.1/神の国遙か島」で取れなくなってきた時から何かおかしくなってきたと感じていた。別に楽曲自体は変わっていないのだがマンネリズム化されていると言わざるを得ない部分も多く、更に桑田のソロ楽曲と殆ど区別が付かない楽曲なので飽きるのも早くなってしまった感は否めない。三年の充電期間を経て1988年に「みんなのうた」で復活した時に俺はまだ中学生で初めてサザンの楽曲に触れたが、その斬新な楽曲にすぐに虜になった。アルバム「Southern All Stars」から「Sakura」までは本当に良く聴いていたし、シングルも「TSUNAMI」までは聴いていた。しかしそれら20年の経緯を改めて見つめ直してもここ数年は全く新しいサザンの変化は見られていないと感じる。

本当の意味で充電期間であれば嬉しいし、解散であれば仕方がないと思う。一つだけ願うとすれば、中途半端な復活だけは避けて欲しい、もうJ-POPに充分な功績を残したバンドである。あわよくば「みんなのうた」を超えるパワーで帰ってきて欲しいと願う限りである。
(IE5)

サザンオールスターズ みんなのうた - goo 音楽
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久しぶりに映画予告編で見つけた名バラード


いきものがかりは殆ど聴いたことがなかった・・・というより、10年前と比べてシングルをチェックする事が極端に少なくなってきている。まぁ年のせいにするのは簡単だが、一つ言えるのは基本的にJ-POPは若者をターゲットに作られた市場だという事だ。当時は心地よかった音楽も恐ろしい早さで風化していく、映画に比べると音楽は摩耗が極端に激しい市場だ。

そんな生活において映画予告編で新曲を聴く機会が多くなるのは当然だろう。最近はどんなジャンルでもエンディングにJ-POPが使われることが多い。哀しいかな殆どがただタイアップしているだけで、映画の中身とはかけ離れているのが現状だが、この「帰りたくなったよ」は予告編を見る限りとてつもなくマッチした良い曲に仕上がっていた。映画のタイトルは「砂時計」、抜群の人気を誇る漫画が原作で昼ドラにもなったらしいが更にヒットを受けて映画化に漕ぎ着けたらしい。個人的にはあまり興味をそそられないタイプの内容ぽかったが、途中からこの曲が流れた途端に一気に感情が揺さぶられるのを感じた。本当に歌詞と曲と画がシンクロしているのだ。

かつて「世界の中心で愛を叫ぶ」の予告を観たときに聴いた平井堅の「瞳を閉じて」の時も同じ感覚に陥ったが、なかなか稀な体験だと思う。やっぱり主題歌と呼ばれる以上は、映画の内容とリズムを感じられる曲を作ってほしい。ちなみに「隠し砦の三悪人」の主題歌は曲自体はそんなに悪くなかったが、映画と全く噛み合っていなかった。いきものがかりのバラードは結構良いと思っていたので、今度アルバムを借りようと思っている。
(IE5)

いきものがかり 帰りたくなったよ - goo 音楽

映画「砂時計」の予告編、実際に観るかは・・・どうしようかな(笑)
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2008年の上半期、一番聴いたアルバム!

「俺たちの明日」がリリースされてから、すっかりエレカシモードにハマってしまった上半期。当然ながら「STARTING OVER」も大好きなアルバムとなった。昔は拍手する客に「お前ら、なに拍手してんだよ」と噛みついていた宮本もすっかり大人になり、髪の毛をいじり回しながらしゃべる変なオッサンというイメージがすっかり定着した。しかしながら楽曲は反比例の如く深く味わいのあるモノになり、レーベルを幾度となく渡り歩きながらここまで第一線でやってきたのは賞賛に値する。

シングル「俺たちの明日」「笑顔の未来へ」は言うまでもないが、「リッスントゥザミュージック」「まぬけなJohnny」「さよならパーティー」の下りは歌詞の意味も含めて耳障りが良い。いつも応援歌的な要素が強いが、今回は恋愛的な要素の歌詞が多いのも特徴。しかしながら、結局最後は頑張れと背中を押すところは宮次調といったところか。それでやっぱり外せないのが、荒井由美時代の名曲「翳りゆく部屋」のカバーである。かつて椎名林檎も同曲をカバーして絶賛されたが、個人的にはそれを上回る出来と感じた、原曲を知らない人が聴いたら殆どの人がエレカシのオリジナルに聴こえるのではないだろうか?それほどまでに血となり肉と化しているのである。一度でいいから生で聴いてみたい。

このエレカシマイブームに乗って、名盤「ココロに花を」や「町を見下ろす丘」を引っ張り出して久しぶりに聴いてみたがやっぱり良いわ。なんか酒を飲みながら思いっきり歌ってみたい気分。これからもエレカシとは長い付き合いになりそうだ。次回作も期待大。
(IE5)

エレファントカシマシ STARTING OVER - goo 音楽
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やっぱり安室のPVはカッコイイ!

「CAN YOU CEREBRATE?」で紅白のトリを務めた頃が国民的な人気のピークだった気がするが、今はそういったイメージが無くなったのはやはり楽曲が小室音楽とガラリと変わりR&Bヒップポップ路線に入ったからだと見ている。しかし個人的にはここからの安室が俄然気に入っている、アルバム「Queen of Hip-Pop」は安室が到達した一つの頂点と考えている。

とにかく曲が完全にJ-POPとは一線を画していてかつてのアイドルさは微塵も感じられない、作曲者は良く知らないが聞いている印象としてはジャネット・ジャクソンやTLCなど向こうの黒っぽい格好良さが感じられる。それらの楽曲のPVがこれまた日本で数多作られている映像とは全く違った素晴らしい出来、もともと安室は踊れるがこの路線になってからのダンスは巧さに何とも言えないムードも加わっていてイイ感じ、さらに毎回違った形の懲りに凝った構成が加わりPVを集めたDVDを機会があれば買いたいと考えている。

そんな中で発売された「60s 70s 80s」(久しぶりにオリコン1位を獲得している)、当時の化粧品CMで使われていた楽曲三曲をアレンジしている。まぁ殆ど原曲の形は無くなっているのだが、ここで注目は曲より秀逸な出来のPVである。特に60sのPVは凄い凝っている海外のMTVでも全くひけを取らないレベルでは無いのかと思った。浜崎あゆみもPVには大概金を費やしているがどうも面白くない。安室のPVは楽しさと格好良さが見事に融合しているのである。PVはYOU TUBEで検索して見ていただけるので興味があれば是非、いやはや俺の中では彼女は今後も楽しみな存在になっている。
(IE5)

安室奈美恵 公式ページ

安室奈美恵 60s 70s 80s - goo 音楽

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