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乙事組(IE5/Kiura/Pine/MBU/Shinの5人)の共同メディア批評ブログ。ネタバレあり注意!
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hyde.jpg「またこのネタか」と言った友人がいた
ネタバレ注意
心理学者デイヴィット(ロバート・デニーロ)の妻は浴槽で自殺、そのショックで心を閉ざした娘エミリー(ダコタ・ファニング)。娘の心の傷を癒す為に田舎に引っ越してきたデイヴィット親子だが、娘は姿の見えない友人チャーリーと遊んでいるという。訝る父親だが、チャーリーの行動は徐々にエスカレートする。初期設定だけ聞くと、先日のアザーズと全く一緒。果たして幽霊の仕業なのか!?(やけくそ)

伝統(?)の落ち
この手の映画を見慣れてきたせいか、伏線を張っている時間が苦痛に感じる。作り手側からすると、そこでいかにミス・ディレクションを行うかが腕の見せ所だろうが、余り必然性のないシーンもあって(特に隣家の存在)最後まで観てもスッキリしない。また、途中でオチが幽霊じゃないと分かると、残る落ちは一つしかないわけで……。まさか、この手の映画の元祖と同じとは思わなかったので、その点では驚いた。

不気味少女
この批評の最初の一本が「宇宙戦争」だったが、またもダコタ・ファニングだ。とにかくその演技力はこういう心理劇では冴える。正直、ロバート・デニーロよりダコタ・ファニングの方が怖い。いっそ、今回の落ちは捨てて、実は全てダコタ・ファニングが操って仕組んだことにすれば更に怖いと思う。逆に言えば、こんな少女が「デニーロにやられる訳がない」という気もするのはマイナスか。

本当にこのオチでいいのか
二重人格ネタは新鮮味がまったくないので、作り手が用意した追加要素が娘も二重人格という要素だろう。だが、あまりこの点を強調すると本来のオチが興ざめになってしまうし、かといってはっきり示さないと観客がついてこない。これは実に悩みどころだと思う。だから、DVDではわざわざ2パターンのエンディング(アナザーはよりはっきりと病気を強調)を入れたのだろうが、ゲームじゃあるまいし2パターンも必要だろうか? ちょっとこの辺、サービスなのか腰が引けてるのか分からなかった。ただ、ドラマ部分が余りに弱い。父娘の関係が薄いので全体が作り物めいて見える。

それでも設定は魅力的
ある意味、色々リスクがあってもこの映画を撮ったのは、基本設定が魅力的だからだろう。多数のフォロワーがあるのは当然のホラーとスリラーが同時に楽しめるお得な設定だ。俺もついつい同じようなネタの映画を探してしまう(フォーガットンやフライトプランもこの亜流の設定だ。但し余り評判は良くない)。ただ、デニーロが役にはまらず、多くの捨て伏線があるなどのまずい脚本等のせいで、結果的にダコタ伝説の一つになってしまったのは残念だ。そろそろ新旧は問わないが傑作と出会いたい。
(KIURA)

評価点:55点
変身前のかくれんぼをするシーンは、優しい父親というよりただの変態親父に見えた。アザーズでも感じたが、幻覚を映像化するのは反則では。分かりやすいが、それをやったら何でもありになるぞ。

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